「床下の湿気対策」は、様々な情報が氾濫していて、何が良くて何が良くないのか。
一般の方には情報の優劣が付けられないほどになっています。
ハウスドックは、床下点検メーニューでも湿気対策の重要性を述べていますが、床下の湿気対策をすることにより次のメリットがあります。
- 床下のカビやコケ等の繁殖を抑える。(人体に有害なカビもあります)
- 床下環境を整えることにより土台の劣化防止(土台、柱の強度が落ちるのを防ぐ)
- 湿気の好むシロアリや害虫を寄せ付けにくくする。
- 湿気対策をすることにより床材、畳等の湿気による劣化を防ぐ。(長年ほっておくとべこべこして、床が抜ける等のトラブルも・・・)
費用も安くメンテナンスフリー、天然素材の湿気対策です。
床下のリスクと解決方法
【リスク】
床下の湿気をそのままの状態にすることにより次の症状、劣化が進みます。
- カビ、コケ等の繁殖
- 主要構造、他へのダメージ(土台、柱、床、畳床等の腐食)
- 害虫の繁殖
- 基礎(コンクリート部)にひび割れが出ている場合は、コンクリート内部の鉄筋のサビが進み、もろくなってくる。(強度の低下)
【解決方法】
様々な方法があります。
- 床下換気扇の取付。
- 布基礎(土)からコンクリートに変更。
- 特殊塗装による湿気対策。
- 床下面へ断熱材を入れる。
- 床下調湿材の散布(炭、鉱石、同じ炭でもシートタイプや袋タイプと様々なものがある)